念願のスリックタイヤとしてSCHWALBEブランドのKOJAKを選択した。タイヤ交換をしてこれで700km近く走行した。先日、ボトルケージの取り付けをした時に、ちょうどいい機会だということで久々にフレームを掃除していたら、気が付いてしまった。タイヤのサイドウォールにクラックが見つかったのだ。見た目の印象としては、自動車などでも長年履き続けているタイヤに発生するクラックのようだった。タイヤ自体のクラックは決して珍しくはないと思うが、原因は何で、そのまま履いていても大丈夫なのか不安にもなる。
自分にとってはメリットいっぱいのスリックタイヤ
純正で装着されていたタイヤから交換し、筆者自身はたくさんの恩恵を受けていると思っている。気持ちの面でも、実際の走りの面でも、コジャックを選んでよかったと思っている。
最初、チャオを購入した時にクロスバイクの空気圧は最低でも1週間に1回はチェックするように言われ、筆者は2日に1回はチェックしてきた。
タイヤの転がり抵抗のことを考えれば、多分きっと空気圧が高い方がいいのではないかという素人的な発想を持っている。自転車のタイヤでは正直限度があるのかもしれないが、空気圧の高い方がゴムのたわみが少なく転がり抵抗が低いと考えている。その分、乗り心地が硬いのだろうが、筆者としては全然気になる程度のものではない。
むしろそういった乗り心地のほうが、乗っている感が強くて好きだったりする。

また、空気圧を高くしているとはいっても、きちんとサイドウォールに記載されている適正な範囲内の中での話だ。過度に上げるようなことは一切していない。
他のブランドの物に比べれば廉価だが、筆者にとっては十分なコストパフォーマンスを発揮してくれている空気入れだ。きちんと空気圧ゲージの付いた空気入れで確認もしている。上限の6.5Barまでは空気を入れている。
先日、たまたま発見してしまったサイドウォールのクラック
冒頭にも書いたが、KOJAKに交換してから700kmくらいの走行距離だ。屋外での保管ということを考慮しても、劣化するには少々早い気もする。子どもの自転車にアタックされて壊れてしまったボトルケージを取り換えようとした際に、たまたま気づいたのだ。
最近は、仕事帰りの後でタイヤに空気を入れており、長いこと明るい場所でじっくりクロスバイクを見てこなかったので、今回気付けたことはある意味、運が良かったのかもしれない。
新しいボトルケージを取り付ける際に、ブレーキ周りの掃除も一緒にしておこうと思って見回していたら、タイヤにクラックが入っていたのだ。2~3週間前に撮った写真にはクラックは見当たらない。


写真で実際に現物を見てクラックの要因を探ってみた
ここ数日、本当に暑くなったので、その影響もあるのだろうか。筆者は通勤メインの使用なので、乗るのは基本的に朝晩の時間帯だけ。保管は屋外、タイヤはまだ半年も経過はしていない。一体、原因はどこにあるのだろうか。


自分なりに乗り方などをいろいろ振り返ってみて、思い当たることは何点かある。
- 空気圧が適正範囲の上限であるのは、あくまでも冷感での話。日中は気温も高く、温感の空気圧はもっと高くなっているのではないだろうか?
- クロスバイクらしく路面状況の悪い所や多少の段差もガンガン走っており、タイヤにかかる負荷が大きく、何度もたわみ、クラックが生じたのではないだろうか?
- わざと滑らせてタイヤのグリップ感覚を試すことが多々あり、それを繰り返すことでタイヤによじれの力が働いて、クラックが生じたのではないだろうか?
- 屋外で保管していることで早く劣化してしまったのではないだろうか?
今後乗り続けてみてクラックがどうなっていくのか見てみたい
販売店に持って行けば恐らく交換を薦められるのだろう。インターネットを見たところであくまでも原因は推測でしかない。危険だから、交換をした方がいいとの声も多い。
見た感じではクラックはさほど深くなさそうなので、突然ちぎれたり・・・なんてこともないだろうとは思っている。いずれにせよ、少し限界点がどこにあるのか見てみたいので、しばらく履き続けることにした。
経過や最終結果はまた改めて報告したいと思っている。