KENDAとSCHWALBEの2ブランドのタイヤを乗り比べた感想

先日、パンクに便乗した形でタイヤ交換を決行しました。もともと付いていたタイヤはKENDAで銘柄が書かれていない純正装備タイヤ。そして、今回履き替えたタイヤはシュワルベのコジャック。見た目的にも重そうなブロックパターンありのタイヤからフルスリックタイヤに替えましたが、素人なりに感じたことを書いてみました。もともと、ペダルの漕ぎだしが重たくて、スリックに替えたかったのですが、結果はどうだったのでしょうか。

KENDA(銘柄不明)のプラス評価点

純正で付いていたのはKENDAの銘柄不明のタイヤ。ブロックもきちんとあり、どちらかといえばマウンテンバイク色の濃いタイヤだと思います。さすがはクロスバイクといった感じがプンプンします。

KENDA

見た目以上に漕ぎだしが重いとずっと感じていました。

タイヤのセンター部分が一番路面に接する箇所なのですが、そこだけはスリックに近い形状をしています。サイドに行くにつれて、凹凸加工が施されています。

太さは1.5インチということもあり、マウンテンバイク色の強いタイヤでありながら、最低限の転がり抵抗を残すためではないだろうかと勝手に推測しています。

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KENDAタイヤに対する筆者のイメージ

ところでKENDAタイヤってどうなのでしょうか。

筆者はもともとモーターレーシングの世界が好きで、長いこと観たり、実際に自分でもレースに出たりして楽しんできた身ですが、KENDAのイメージは決して良いものとは言えない部分があります。

とは言っても別に悪くも思っていません。ただ、積極的にKENDAのタイヤは選択することは少ないかなという印象です。

サーキット走行をしていた10年ほど前はドリフトをする人たちが、縦方向も横方向もグリップ力がないため、タイヤを流すためにわざとチョイスするブランドだというイメージを持っていました。

あくまでも、東南アジア系の格安タイヤというイメージしかありません。ただ、近年は質がかなり上がってきているという話を聞いたり、レビューを見たりしていますので、ちょっと先入観を捨ててみるのも必要かなと思います。

実際にmade in Japanブランドと比較してみたいと思います。

まずはKENDA、タイヤ銘柄はKAISER(KR20A)です。

215/45/R17というサイズで価格はなんと税込6,410円(2021.4.14現在)。アドバンスドモデルでこの値段は、正直驚きしかありません。

カタログの文言を一部ですが引用紹介させていただきます。

・優れた排水性を実現するV字対称トレッドパターン

・ドライパフォーマンスを向上させるサイドウォールの剛性を高めた構造

・正確なコントロール性能と信頼度の高いハイグリップ性能

・リアルスポーツタイヤ

KENDA公式サイトより引用

国産タイヤとの比較

では、国産メーカーはどうなんでしょうか。

筆者が初めてサーキットでスポーツ走行をした時に使用したものと比較してみたいと思います。ただし、当時発売されていたモデルは絶版となり、今は違う銘柄として発売されているので、比較的近いと思われるモデルを参考として書かせていただきます。

POTENZAというブランドのRE-71Rの価格は1本25,100円(2021.4.14現在)。先ほどのKENDA KR20Aがほぼ4本買えてしまう価格設定になっています。

サーキットを走るためのメンテナンスもして、さらにタイヤの出費まで考えると辛いものがあります。一発のタイム出しとして使うタイヤではないのかなって思います。

ここまでは自動車のタイヤの話でしたので、自転車のタイヤに話を戻します。こうしたことから、KENDAは格安タイヤというイメージが強く、最初はあまり良くないものかもしれないと思っていました.

でも、さすがに自転車のスピードレンジレベルでは特に問題は起きませんでした。

たしかに、高いものはやはり品質もいいですが、安かろう悪かろうというのは少し古い考えかもしれませんね。特に消耗品や趣味の世界では、コストパフォーマンスもある程度は大切にしていきたものです。

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SCHWALBE(KOJAK) のプラス評価点

まず最初のインプレッションとして路面からの跳ね返り、ロードノイズ、乗り心地から書かせていただきます。

肉厚に見えるKENDAの方が柔らかい乗り味と思われがちですが、乗った印象としてはほぼ変わりませんでした。KENDAのコンパウンドが硬いのでしょうか。衝撃吸収性は、意外ですがシュワルベの方が高いと感じました。

何度かフラットスポットを作るブレーキングをわざとしてみたところ、KENDAの方は激しく波を打ってしまいました。

乗り心地全般

ロードノイズについて。

KENDAの方がうるさいです。これもコンパウンドの質によるものかもしれません。

シュワルベはタイヤ幅が狭いだけあって、走り出しは明らかに軽快です。スリックタイヤなので当然ですが、転がり抵抗は小さく、そういったことも影響していそうです。速度維持もかなり楽に感じます。

次にグリップ力・制動力について。

KENDAはコンパウンドが硬い分、制動力も低く感じました。方向転換をしながらフルブレーキングすると、リアが容易に流れ、スピードや角度によっては前後輪のスライドを引き起こしてしまいます。

一方、シュワルベはグリップ力があるので、ほとんど流れません。無理に滑らせても、リアが若干滑るだけで終わります。

グリップ力の方が勝るため、人の脚力で生み出すスピード程度では綺麗なパワースライドができないのです。

雨天での走行経験はほぼゼロですが、舗装路であれば、どちらもさほどグリップ力としては変わらないはずです。

ただ、ウェットコンディションの場合は、溝のあるKENDAの方が気分的に安心して走れます。

自身のタイヤにあまり満足していない方は是非、タイヤに大幅な変更を加えてみてはいかがでしょうか。プロではないので、ちょこっと変えるだけではなかなか変化が読み取れません。

また、長く乗れば感動も薄れてしまうので、交換して初めて漕いだ時に感じた変化がそのタイヤのインプレッションということになります。

個人的にはSCHWALBEの方が好き

どちらが良いか、悪いかということではありません。

自転車レベルでの話なので、どちらのブランドも明確な差はほとんどないように思いますが、筆者はタイヤの漕ぎだし、静音性、制動力の面で、SCHWALBEの方が自分にはマッチしているように感じました。

耐パンク性能はほとんど変わらないかと思います。

全体的な走行性能を重視する人は、一度SCHWALBEの方を使ってみてはいかがでしょうか。

記事を書いた人

ちゃおんぱむ

いろいろなことに興味を持つようにしています。

趣味は、レース・自転車・旅行・食べ歩きなど

最近はブログ作成にはまっています。

twitterはこちら( @ciaonpam

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