いろいろな諸事情で、1ヶ月ほどロードバイクに乗ることが出来ませんでした。昨日、久しぶりにシートに跨ってみたところ違和感を感じました。最初、ブランクだとか、自分の体形が変わってしまったのかと思っていましたが、立ち寄った店で駐輪した時に違和感の原因がすぐに分かりました。シート角度がおかしかったのです。店を出た後も少しライドするつもりでしたが、早々に切り上げてシート角度を直すとともに、適正な角度を見つけようと試みました。
シート角度が変でも気付けなかった
激しくボルトが緩んでいたわけではありません。腕力だけでシート角度を変えれるほどでもありませんでしたが、下の写真のような角度になっていました。
最初、特に思い当たる節もないため、イタズラなのかもしれないと思ってしまいましたが違ったようです。シートポストが歪んでしまったのかとも思いましたが、これまた違っていました。
こんな角度になっていても、なんか久しぶりだし、たぶんこんなものかなと思って乗ってしまっていたのだから本当に恥ずかしいものです。
角度が角度だけに、座ると尻が後方にズレていってしまう。今回は、3kmくらいのほんのちょっとしたライドだったから良かったものの、もっと長い距離をということであったらしんどかったと思います。
シート角度って何が正解なのだろうか
実は筆者のような素人が一番分からないのはここだったりします。
ライディングポジションを含めた全体的なものがまだまだ勉強不足なんだろうと思います。サイトをいくつか見ていくと、基本的にはフラットが正解とのことらしいです。もちろん、シート角度だけ調整していけば良いというものではなく、シートの高さ、ステムの高さなど総合的にセッティングをしなければなりません。
いろいろ見ていても、やっぱり素人には分かりづらいということで、出来るところからやっていこうと思います。今回参考にさせてもらったサイトはこちらです。(リンク先:Pedalistaぺダリスタ)
シート角度の修正(1回目)
水平器は持っていませんので、アパートの外壁に入っている線をベースにして写真を撮ってみました。
自分では水平に取り付けたと思い込んでいましたが、実際にこうしてみると、まだ少し前傾になっていることが分かります。
もちろんアパート自体に若干の傾きはあるかと思います。今回はそういったことは考慮の対象外としておきます。
アパートの周りを少し走ってみました。最初の角度よりは全然乗りやすいものの、お尻がまだ前に滑るような気がするということで、もう少し変えてみることにしました。
変えてみることが、良い方向か、悪い方向か、どちらに向かうかは分かりませんが、何事もやってみなければ分からないものです。
シート角度の修正(2回目)
微々たる変化ですが、先ほどの角度よりも水平に近づいたような気がします。写真だけ見てもある程度はお分かりいただけるかと思います。
角度的には数度の違いですがライドの快適性は向上しました。しばらく、この角度で走ろうと思っています。
角度の変化を画像で見てみる
実際に左右に並べてみました。
左は変更前、右は変更後の写真です。赤いラインは変更後の角度と同じ傾斜線です。少しだけ角度を緩やかにしたという感じです。
素人でもできる角度の変更
シートのボルトを緩めて、任意の角度で締めるだけのセッティング変更なので、六角レンチさえあれば、気軽に行うことができます。自分の体にフィットしなければ、また変更すればいいだけの話です。
何についても言えることですが、1回で自分にしっくりするような神業は無理だと思います。フレームが変わればベストポジションも変わることくらい、素人でもすぐ分かります。
筆者と同じ初心者の人ほど、是非試して頂ければと思います。
記事を書いた人
ちゃおんぱむ