クロスバイクを購入して少し経ってから取り付けたボトルケージ。
コスパ重視というよりは、値段(安さ)重視で選んでしまいました。
柔らかい質感のプラスチック製のボトルケージでした。
前後ともに同じものを取り付けていましたが、片方が壊されてしまいました。
前後で別々のものを使用することに。
でも、色も形も材質も違うのでやっぱり見栄えが悪くて気になります。
先日、掃除中にボトルケージを取り外したところ、もう片方のケージにも亀裂が入っていました。
劣化なのか、強い衝撃を受けたのか分かりませんが、きれいに割れていました。
価格の差は品質の差そのもの
もともと取り付けていたのは樹脂製のボトルケージです。
自転車全体のカラーリングを加味して、黒いケージを選びました。
樹脂製のボトルケージは見た目以上にしなやかでペットボトルもドリンクボトルも問題なくホールドしてくれました。
差し込む時も、硬すぎて入らないなんてことは一切ありません。
ふつうに使う分には、まったく不便さを感じませんでした。
むしろ十分なコストパフォーマンスでした。
ただ、マイナスな点をあげるとすれば耐久力がないこと。
どんなものでも価格なりの品質というものが必ずあります。
価格以上に高品質であれば売れますし、価格に見合った品質でなければ売れません。
樹脂製のボトルケージには明らかに耐久力がありませんでした。
屋外での保管、直射日光や気温の変化に耐えられなかったのです。
パッと見て良いなと思うものは、やっぱりそれなりの値段になります。
安いものは財布には優しいのですが、長い視点で見ると買い替えなど、結果的に割高になりがちです。
たまたま気がつくことができたヒビ割れ
今回はたまたま時間があったのでボトルケージを外したところ、ヒビ割れに気づきました。
本当に偶然の発見でした。
ボトルケージは2ヶ所取り付けています。
ダウンチューブとシートチューブの2ヶ所で、今回取り外したのはシートチューブ側です。
これくらいの汚れなら、パーツクリーナーと5-56だけで綺麗に拭き取ることは可能です。
過去記事になりますが、掃除の方法を記事にしたのでお時間のある方はお読みください。
掃除後はこれだけ綺麗になりました。
5-56を塗ったことによるテカりもあるとは思いますが十分なレベルです。
外したボトルケージは、しっかり亀裂が入っていました。
ボルトを締め付け過ぎたという記憶は一切ありません。
外気温や太陽光で劣化してしまったのかもしれません。
アパートの駐輪場での接触トラブルかもしれません。
駐輪場でのトラブルについては過去記事をお読みください。
子どもの自転車が停めてある方が折れていたのは単なる偶然と思うことにします。
フレームへの取り付け面から見たボトルケージ。
ボルトの穴から、3ヶ所も綺麗にヒビが入っています。
角度を変えてみるとさらに分かりやすいかもしれません。
他の要因を考えてみました
子どもの自転車ではない、樹脂の劣化でもないとすれば他にどんな原因があるでしょうか。
極端なたとえ話になるかもしれませんが、仮定として考えてみました。
僕のクロスバイクはクロモリ材質。
クロモリはアルミよりも重いけど、しなやかでバネのような働きをする金属と言われています。
路面のギャップへの対応という点ではマイルドに感じることは多々あります。
まずは1点目の予想です。
クロモリフレームはしなるのに、取り付けてあるボトルケージは固定してるのでしならない。
知らず知らずのうちに接続部であるボルト周辺部に負荷がかかって割れてしまった。
2点目の予想です。
クロスバイクの強みを生かして、あまり段差を気にせず走ってしまうことがあります。
もちろんパンクに対する懸念もあるので、そんなに無理はしていません。
段差から受ける衝撃がフレームではなく、ボトルケージに届いてしまい割れてしまった。
ただ1つ言えることは樹脂製のボトルケージより金属製の方が断然いいということ。
僕が購入したMASSLOADのケージは十分な強度がありつつも軽量。
買いやすい値段も魅力的でした。
自分の考えで製品を選べばいい
自分の好きなものを選ぶべきです。
ただ、ほとんどのものが値段なりの商品になります。
安いものを買ってもすぐ壊れてしまうなら、初めから高くても良いものを選ぶべきでしょう。
あとは自分のお財布事情に応じて選んでいけばいいのです。
【まとめ】ボトルケージは樹脂製以外のものがオススメ
樹脂製のボトルケージは耐久性に少し難があります。
樹脂製だから軽量、しなやかさには十分メリットがありますが、長く使うには心配な点もあります。
こまめに交換する予定があるなら樹脂製でも良いですが、そうでないならアルミ製が断然おすすめです。
記事を書いた人
ちゃおんぱむ