海外旅行のために買ったラゲージチェッカーは帰国後一切使う機会がありませんでした。自分の乗っているクロスバイクは少しマニアックな車種なのでカタログに重量が載っていないこと、そして譲り受けたロードバイクもいまいち重量が分からないということで、いきなり何を思いついたのか分かりませんが、物置の奥から引っ張り出してきて使ってみたら結構意外な結果が出ました。
スタンド付きクロスバイクの重量
日ごろ乗っているカラミータ チャオは街乗り仕様のクロスバイクです。ホリゾンタルタイプのフレームで変速機はフロントシングルなので、クロスバイクとしては比較的軽い部類の車種かと思っていました。
なんとなく10kg前後かなと勝手に思っていましたが、案外重かったです。


結果は11.55kgでした。後付けしたオプション品としてはサイドスタンドとボトルケージくらいです。
確か、クロスバイクを購入するためにいろいろ店頭を見て回った際に売っていたジャイアントRX3が10kgを切っていた重量だったと記憶しています。スタンドの分を差し引いて考えると、ひいき目に見てほぼ互角、たぶんチャオの方が少し重たいくらいではないでしょうか。
ジャイアントRX3はフロント2枚、重量と走行性能を主として考えればRX3の方がチャオよりも一枚上手かもしれません。国内で一番売れているクロスバイクと言ってもいいくらいですから、さすがです。

ロードバイク(BS RNC7)の重量

ロードバイクは軽量、クロスとロードの2つを持ち比べてみても差があるなというのはすぐに分かります。

結果は9.66kgでした。
フロントは2枚、必要なもの以外が削ぎ落してあるロードバイクの軽量さはさすがです。

重量差は走行性能差でもある
こうしてクロスバイク、ロードバイクともに車重を量ってみると、ロードバイクの方が断然軽いことが分かります。今回のチャオとRNC7の2車種だけでも、約2kgの差があります。
普段、筆者は通勤ユースで乗る距離としてはそんなに長くないので、あまり恩恵は得られないかもしれません。ただ、これが長距離になった時には大きな恩恵に変わってくれるはずです。
モータースポーツの世界では車重は走行性能を決める重要なファクターです。サイクルスポーツではモータースポーツほどではないにしても、それでもやはり重要なファクターであることには変わりありません。
クロスバイクからロードバイクに転向する際は、大事な要素として考えておきたいものです。

記事を書いた人

ちゃおんぱむ