たくさんの人に愛されてきたカートランド三重が営業終了になりました

三重県津市にカートランド三重というローカルコースがあります。筆者が初めてレーシングカートに乗り始めたのはここのコースでした。筆者が本格的にカートを始めるもっと前からあるコースで、みなさんは親しみをこめて見当山と呼びます。レーシングカート人口の減少、景気の問題、そのほかいろいろな状況が重なって閉鎖となるとのことだったので、ラストランを楽しんできました。

カートランド三重の紹介から

三重県内にはレーシングカートで走行できるコースが4つあります。

  • 鈴鹿サーキット国際南コース(鈴鹿市)
  • モーターランド鈴鹿(鈴鹿市)
  • レインボースポーツ(桑名市)
  • カートランド三重(津市)

それぞれのコースではカートレースのシリーズ戦が開催されています。(2021.5月現在、カートランド三重は営業終了となっております。)

鈴鹿サーキットが規模的には一番大きく、全日本格式のレースも年に何回か開催されています。ローカルコースであるカートランド三重、レインボースポーツ、モーターランド鈴鹿を卒業したドライバーたちが次のステップで戦う場所として選ぶのが鈴鹿サーキットであったりもします。

筆者自身もそんな1人でした。

三重県出身のレーシングドライバーもたくさん活躍していますが、松田次生選手、伊藤大輔選手、ブノア・トレルイエ選手もカートランド三重を走ったことがあると聞いたことがあります。

カートランド三重は非常に歴史あるカートコースの1つなのです。

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カートを取り巻く環境の変化もあり閉鎖

筆者が初めてカートに乗ったのはカートランド三重でした。2007年くらいだったと記憶しています。筆者にとっては原点というか、ホームコースになります。

コース全長は630m、ラップタイムにして32秒くらいの長さのショートコースなんですが、ノーミスでベストな走行をすることは本当に難しいものです。

だからこそ、モータースポーツは面白いのです。また、同じエンジン、同じタイヤで走ったとしても、ドライバー次第でラップタイムに雲泥の差が生じてしまうのはモータースポーツの醍醐味の1つだと言えます。

カートランド三重

レーシングカートの競技人口は年々減少傾向にあると肌で感じています。もちろんカートランド三重だけに限らず、どこのコースに行っても同じような状況です。レースにドライバーとして参加しても、観客として観に行っても、台数が減ってしまったなと感じることが多いです。

もちろん、新規で活動を始めるドライバーも見かけますが、筆者が現役当時にカートに乗っていたメンバーは活動を辞めてしまって、というケースの方が多いように思います。そういう筆者自身もカートの世界から離れてしまった人のなかの1人なんですけどね。

要因としては、景気の問題だったり、車に対する興味・運転することに対する興味などが薄くなる若年層の車離れの問題もあるのでしょう。

また、レース界独特の問題もあるのかもしれません。

レーシングカートは一番底辺のカテゴリーにはなりますが、底辺とはいっても想像以上の多くのお金がかかるのは事実です。モータースポーツ全体に言えることですが、年間通してシリーズで参戦するだけでも100万円近くの経費が必要になります。よほどの情熱がないとなかなか継続することは難しいのです。

新車フレームの値段は徐々に上がっています。また、パーツ自体も同様です。お財布事情にさらなる圧迫を与えていることも問題です。

久しぶりに乗った本格レーシングカート

2019年に1度だけレンタルカートの耐久レースに参戦させてもらったことがありますが、あくまでもそれはレンタルカートの話です。

今回のように、本格的なレース仕様のカートに乗ったのは2016年の夏以来、3年ぶりになります。正直、前回のレンタルカートとは比べ物にならないほどしんどかったです。

カートランド三重

レーシングカートに乗るうえで、何よりも体力の重要性を感じている経験者だからこそ、いきなりパッと乗ることには大きな懸念がありました。ひょっとしたら数ラップだけなら大丈夫かもしれないとなめていましたが、やはり現実はそんなに甘くありませんでした。

レンタルカートレースの過去記事はこちらです。

ステアリングに取り付けられた計測器のラップタイムがなかなか更新できず、2回のセッションで出したベストラップは33秒6という、とても平凡すぎるタイムでした。以前のようなタイムには遠く及びませんでしたが、それでも十分楽しむことができました。

こういった機会をくれたカート関係の友人たちには本当に感謝しています。

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レンタルとは比べ物にならない速度域

当たり前ですが、持ち込みのカートはレンタルカートとは比べ物にならないくらいほどスピードが速いです。

ストレートはそんなに気にしなくていいですが、連続して迫ってくるコーナーが確実に体力を奪っていきます。ブランクのあるドライバーの体にはとてもきついです。

カートランド三重

小さいコースであってもストレート区間はアクセル全開。アクセル踏みっぱなしでコーナーに進入していくことは多々あります。

小さなコースだからこそ、コーナーでのミスが大きなタイムロスとなります。高速コースのようなごまかしが一切ききません。

馴染みの場所がなくなるのは寂しい

何についても言えることですが、なじみの場所がなくなるというものはやはり辛いものがあります。特に自分のお気に入りの場所だったり、原点である場合はなおさらです。

ここ最近は、特にコロナウイルスの影響もあり、景気は決していいとは言えません。個人で運営しているところであればなおさらです。もし復活の機会があるのであれば、是非お願いしたいものです。閉鎖の一番の要因としては、お客さん離れというだけに自分も少し責任を感じています。

コース自体はまだなくなっていない

2019年末の段階ではコースがなくなると聞いていましたが、2021年5月の時点でコースはまだ存在しています。ピット設備や、一部のタイヤバリアはなくなってしまいましたが、コース自体はなくなっていません。

オーナーの取り計らいで、2021年の年始走行ができるということでお邪魔してきましたが、数台のカートが懐かしさに浸りながら走っていました。

そのときの走行動画が「もみちゃんねる」にアップされていましたのでリンクを貼らせていただきます。

いろいろな事情はありますが、1日でも長くレーシングカート好きな人の憩いの場であり続けることを切に願っています。

記事を書いた人

ちゃおんぱむ

いろいろなことに興味を持つようにしています。

趣味は、レース・自転車・旅行・食べ歩きなど

最近はブログ作成にはまっています。

twitterはこちら( @ciaonpam

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