長年の歴史を刻んだカートランド三重が閉鎖になるためラストランを楽しんできた

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三重県津市にあるカートランド三重というローカルコースがある。筆者が初めてレーシングカートに乗り始めたのがここのコースだった。古くからあるコースで、筆者を含めて親しみを込めて見当山と呼ぶ人も多い。レーシングカート人口の減少なども含めて、いろいろな状況も相まって閉鎖となることから、ラストランを楽しんできた。

カートランド三重の紹介から

三重県にはレーシングカートが走行できるコースは4つ、鈴鹿サーキット国際南コース(鈴鹿市)、モーターランド鈴鹿(鈴鹿市)、レインボースポーツ(桑名市)、そしてカートランド三重(津市)。それぞれのコースではカートレースのシリーズ戦が開催されている。

もちろん鈴鹿サーキットが規模的には一番大きいのは確かだ。国際規格のレースも開催されている。ローカルコースであるカートランド三重、レインボースポーツ、モーターランド鈴鹿を卒業したドライバーたちが次のステップで戦う場所として選ぶのが鈴鹿サーキットでもある。

三重県出身のレーシングドライバーというのは多くいるが、松田次生選手、伊藤大輔選手、ブノア・トレルイエ選手もカートランド三重を走ったことがあると聞いたことがある。

カートを取り巻く環境の変化に伴い閉鎖

筆者が初めてカートに乗ったのはカートランド三重だった。つまりホームコースだと言える。たかだか630m、ラップタイムにして32秒くらいの長さのコースなのだが、ミスなくベスト走行で走りきることが本当に難しいものだ。

だからこそ、モータースポーツは面白い。同じエンジン、同じタイヤでも、ドライバー次第でラップタイムに雲泥の差が生じてしまうのも面白味の1つである。

カートランド三重

レーシングカートの競技人口は年々減少傾向にあるように感じている。

もちろんカートランド三重だけに限らず、どこのコースに行っても同じような状況である。もちろん、新規で始めるドライバーもいるのだが、筆者が現役でカートに乗っていたメンバーは活動を辞めてしまって、というケースの方が多いように思う。もちろん、筆者自身も活動をしていない身であるので何とも言い難いところはあるが。

要因としては、景気の良し悪しの問題だったり、車に対する興味・運転することに対する興味などが薄くなる「車離れ」の問題もあるのだろう。

またレース界独特の問題もあるのかもしれないと思っている。レーシングカートは一番底辺のカテゴリーとは言っても、やはり多くのお金がかかる。モータースポーツ全体に言えることであるが、年間通して参戦するだけでも数十万の経費が必要になる。よほどの情熱がないとなかなか継続することは難しいのである。

久しぶりに乗った本格的なレーシングカート

昨年、1回だけレンタルカートの耐久レースに参戦させてもらったことがあるが、それはあくまでもレンタルカートの話。今回のように、本格的なレース仕様のカートに乗ったのは2016年の夏以来、3年強ぶりだ。

前回のレンタルとは比べ物にならないほどしんどかった。

カートランド三重走行

レーシングカートに乗る上で、何よりも体力の重要性を感じる経験者だからこそ懸念があった。数ラップならと割り切っていたが、現実はそんなに甘くなかった。

カートに取り付けられた計測器のラップタイムがなかなか更新できず、2回のセッションで出たベストラップは33秒6という、とても平凡すぎるタイムだったが、それでも十分楽しかった。

こういった機会を頂けた、カート関係の友人たちには本当に感謝したい。

やはりレンタルカートとは比べ物にならないくらいのスピードレンジ

当たり前のことだが、やはり持ち込みのカートはレンタルカートとは比べ物にならないくらい速い。ということはドライバーの体に掛かる負荷も相当だということである。

カートランド三重

小さいコースであってもストレート区間はアクセル全開でコーナーに進入していく。小さなコースだからこそ、コーナーではごまかしが利かない部分もある。

馴染みの場所がなくなるのは寂しい

何についても言えることだが、なじみの場所がなくなるというものは辛い。特に自分のお気に入りの場所だったり、原点である場合はなおさらだ。

昨今は、景気は悪くないと聞くがやはり個人で事業展開しているところになると話は別なのかもしれない。近くにライバル店、大型店舗ができれば一気に風向きが変わってしまうことも多々あるものだ。今回は少し事情は違うが、もし再興の機会があれば是非復活を望みたいものである。

閉鎖の一番の要因としては、お客さんの減少というだけに自分も責任を感じている。

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コメント

  1. 巽慎吾 より:

    すみませんフェイスブックで記事を紹介させて頂きました。
    33年前、ハラダカートサービスにお世話になり旧コースからのホームコースでした。

    1. ちゃおんぱむ より:

      ご丁寧にありがとうございます、全然構いません。
      僕自身ももちろんホームコースでした。

      10数年前に始めたカートも最近は全然乗る機会が
      すっかりなくなってしまいました。
      いろいろ余裕が出ればまたレースしたいものです。

      見当山、色んな思い出があるコースがなくなってしまうのは
      やっぱり寂しいものですね。

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