車上狙いの被害者だからこそ言える「狙われる対象は車種ではなく物」

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もう7年くらい前になるが車上狙いに遭ってしまったことがある。100円回転寿司チェーン店の駐車場での出来事だった。当時はカートレースに参戦していた経緯もあり、軽自動車の箱バンタイプの車に乗っていた。中にレーシングカートを積んでいたが、自分で言うのも変だが、パッと見はとても金目のものはなさそうな外観だった。筆者にも不注意な点はあったが、あの一件以来、いろいろ気を付けるようになったので、ある意味いいきっかけだったようにも思える。

当時の状況を簡単に説明

仕事後にスシロー稲沢小池店にて食事をしている最中に助手席に乗せてあった仕事用のカバンごと持って行かれた。助手席の窓ガラスを割られ、社内にはガラスの破片が飛び散ってしまっていた。

夜8時過ぎに店内に入り、1時間足らずくらいの出来事だった。軽自動車のバンタイプで、まさかこんな車が狙われることはないだろうと勝手に解釈していたことがそもそもの原因だったように思う。しかも、人通りのある駐車場、とても意外だった。

窓を割って、カバンごと持っていくにはたかだか数秒あれば十分なんだろうなと後になって気付かされた一件だった。

窃盗された方なのに事後手続きが面倒くさい

交番の警察官による数時間に及ぶ事情聴取が非常に煩わしいと感じてしまった。中でも一番困ったのは、盗られたカバンの中に入っていた金品の表現だ。

例えば、財布の中にいくら入っていたか。小銭等を含めて1円単位まで覚えている方は少ないのではないだろうか。こちらが迷っても警察官は、答えを聞き出すしかなく、若干誘導的だなと感じたこともあった。

金銭ならまだいいが、一番困ったのが金銭価値のある有体物だ。例えばメモリースティックは家電量販店で買えば1,000円前後で気軽に買えるが、盗られたときに「●●円相当」と答えなければならない。

商品の値段は大したことがなくても、中身の価値が高いものもある。買ってから年数が経過したものだと、価値が下がっているのに、それをあえて●●円相当と表現するのは、初めての経験の筆者にとっては非常に難しく感じた。

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翌日、カバン自体は無事に発見された

スシローと同じ飲食チェーン店であるコメダ珈琲稲沢駅東店の駐車場で発見された。早朝に、お店のスタッフから駐車場にカバンが放置してあるので取りに来て欲しいと会社に連絡をもらった。名刺がポイントだったと聞いた。

車上狙いに遭ったスシローから直線距離で2km弱といったかんじだろうか。渋滞を考慮しなければ車で3分、徒歩で20分程度の距離感である。

普通に考えてそこそこ土地勘のある人間ではないだろうか。指紋等の検査はしていないが、それだけ近くのお店に盗んだものを放置していくからには少し度胸があると言えるのかもしれない。

中に入っていた通帳やルイヴィトンのシステム手帳、パスワードロックのかかった記憶媒体は無事だった。通帳はカバーから出ていたので中を確認されたということだろう。

一方、小銭入れはなくなっていた。メイン財布は持ってスシローで食事をしていたので当然無事だった。

キャッシュカードやクレジットカードは足が付くため、現金自体が狙われるということは空き巣被害でも聞いたことがある。

まずは防犯意識をしっかり持つことから

狙う車が高価か安価という観点ではない認識の必要性

今回ターゲットになった車の写真である。日産のクリッパーという車種になる。高価な車は防犯機能も備えており一定の抑止力があるのかもしれない。

一方、安価な車はブザーなどは付いていない場合が多く狙われやすいということもあるかもしれないが、基本は手の届く範囲内に金品が期待できるものが置いてあるかどうかということだろう。

まずは何よりも防犯に対する当事者意識を持つ必要性

今回は座高がそこそこ高く、助手席から車内を見た時にビジネスカバンがすぐ見える所に置いてあることも原因の1つだと言えるだろう。

サイドの窓ガラスでも1枚交換となれば結構な出費だ。今回は大きな勉強をさせてもらったが、もう少し、防犯に対する意識があれば…と後悔もある。

交通事故をした時のためのドライブレコーダーから、煽り運転などの被害を受けた時のためのドライブレコーダーに変わりつつある風潮となっている。近いうちに車上狙いの抑止だとか、刑法犯の検挙にも使われる時が来るかもしれない。

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