2019年12月中旬にサイクルベースあさひから届いたメルマガで自転車用のクリーナーが紹介されていました。慌ただしい年の瀬を迎え、せっかくなので一回使ってみようかと思って、お店を訪れたときに試しに買ってみました。クロスバイクのチャオは購入して約1年が経過、ロードバイクのRNC7は譲り受けてまだ1ヶ月、定期的に掃除をするように心がけており、それほど汚れていないとは思いましたが、せっかくなので年末の大掃除を兼ねてつかってみました。
EVERSの自転車丸洗いクリーナー
レーシングカートをしていた頃は走行後の清掃はルーティンでした。
自転車クリーナーのスプレー缶には水なしで洗える、と記載されていましたが、カートでも水を含んだダートに突っ込んだ時以外は、水洗いをしたことはありません。やっぱり錆が気になりますもんね。

現在、住んでいるのはアパートなので自由に水道水が引けないというのもあります。いつもはパーツクリーナーとCRC5-56を使ってウエスで拭きあげるのがルーティンです。

とくにEVERSというブランドのファンというわけではないが、あさひの店頭によく並んでいるので、とりあえず買ってみたというのが正しい言い方になります。気がつけば、チェーンオイルもEVERSのものを使用していました。

いろいろな場所に使うことができるということが書かれていますが、今回はフレーム回りのみに使用してみました。
フレームに対してクリーナーを使用
ここ最近は主にロードバイクに乗っていることもあって、クロスバイクの掃除が少しおろそかになりつつありますが、そんなにひどい汚れ方ではありません。



やはりクリーナーの泡の力だけでは落とせない
とりあえず、手順に沿ってスプレーをしてみました。もちろん泡だけで汚れが落とせるわけではありません。ウエスやブラシで磨いたり、拭きあげたりする必要があるようです。



また、あまり酷くない汚れでもクリーナーだけではなかなか落としきることはできませんでした。やはり楽して綺麗にすることはできないものですね。
クリーナーで清掃後の様子




クリーナーで洗浄後に、いつものように5-56を使って拭き上げて、簡単ではあるが防錆剤代わりにしています。
レーシングカートのフレームや各金属パーツでも同じことをしていますが、定期的にメンテナンスしていれば、錆はかなり抑えることができます。何事もマメなメンテナンスが必要ですね。
自転車丸洗いクリーナーの個人的評価
掃除後の出来ばえとしては、自転車丸洗いクリーナーよりももっと廉価のパーツクリーナーを使うのとあまり変わらないのかもしれません。EVERSの自転車丸洗いクリーナーは一般的なパーツクリーナーと比べて5倍~6倍くらいの価格になるので、残念ながらコストパフォーマンスとしては悪いように思います。
レーシングカートだとガソリンとオイルの混合油(エンジンに入れる燃料と同じもの)を使って掃除していきます。非常に綺麗にすることができ、さらに防錆も兼ねて行えます。終わった後は、ルールに沿って捨てることができるのですが、一般家庭では処理に困るのでオススメしません。臭いもなかなかです。
自転車の場合は、オイル等でギトギトに汚れるわけでもないので、少しグレードの高いパーツクリーナーで事足りるかと思います。それでも、丸洗いクリーナーの半分くらいで購入することができます。
記事を書いた人

ちゃおんぱむ