今までの記事でオウンド求人メディアだったり、indeedの必要性について取り上げてきたが、先日ある出来事が発生してしまった。オウンドメディアの案件がindeedから除外されてしまったのだ。indeedのアルゴリズムは謎が多く、理解できないことばかりだ。そもそもそれに対する対策があるかどうか分からないが、定説だと言われていることを、筆者の備忘録を兼ねて書いておきたい。
indeedってなにという質問に対する回答
簡単に言ってしまえば、いろいろな求人サイトをまとめた「まとめサイト」である。
indeedの登場で、求人サイトの勢力図が大きく変わってしまった。Googleも同様のサイトを作っており、今後もまだまだこういったサイトが仕事探しの主流になるのだろうと筆者は思っている。
今回発覚したトラブルの原因について
現在、筆者がオウンドメディアで掲載をしている求人原稿の本数としてはだいたい150件程度になる。とあることがきっかけで、150件のうち110件ほどがindeedに載っていないという事象が発生してしまったのである。
原因としては単純な規定違反とのことだった。とはいっても、正確な理由はindeed側から教えてもらえないのであくまでも推定ということになる。

ちなみに赤線を引いた箇所に「差別的表現」とあるが、こちらとしてはそんなつもりは全くない。実際にどういったキーワードが引っ掛かったかというと、『主婦歓迎』というものである。
「主婦」という言葉が性別、社会的身分に対するワードという意味なのだろう。
決して、主婦だけを採用したいという意味ではなかったのだが、indeed側からNGだと判断されてしまったのである。求人広告の中ではまだまだ普通に使われているのを見かける。
関係各所と調整をして最終的に落ち着いたのが、「主婦(夫)応援」。主婦歓迎と主婦(夫)応援という言葉に大きな違いはないのかもしれないが、応援であれば、まず大丈夫とのことらしい。


indeedのクローリングについて
Googleもそうなのかもしれないが、クローリングの情報は世間に知られていない。また、ずっと同じ方法でクローリングしていないので、定期的にその方法が変わるということも風の噂で聞いている。
だからこそ、定期的に対策を取らなければならず、逆にそこが厄介なポイントなのである。今まで表示順位が低かったものがいきなり検索上位に上がったり、逆に大きく順位を落としたり、非常に面白いものである。
ちなみに全部が自動クローリングではなく、人間の目視も入っていると聞いたことはあるが、実際はどうなのか分からない。
今後の対策について
まずはきちんと掲載されているかのチェックを定期的に行うしかない。そこに尽きる。掲載から外されるのは言葉か案件の内容しかないので、ABテストではないが、同じ案件で何パターンか作成して、掲載される・されないを比較してみるのも面白いのではないだろうか。
自身でindeedのアルゴリズムを理解しようと筆者もチャレンジしているので、新しい情報をつかんだ方は是非、逆に教えて頂きたい。