重い腰を上げて、片道約9kmの距離を定期的にクロスバイクで通勤し始めて約半年。それなりに体力は使うのだが、始めてみれば案外楽しくて長続きしている。車では、まず通らない道であったり、新しい発見ができたりするからかもしれない。日頃、採用に関する仕事をしているので、お困りの企業担当者、また求職者の方とブログを通じて交流が持てたらいいなと思っている。
採用コンサルタントってこんな感じの仕事
そもそも採用コンサルタントが、どういった役割を果たしているのか疑問に思われる方も多いのではないだろうか。
コンサルとは言ってもさまざま。
外部コンサルという形もあれば、同じ社内の人や部門に対するコンサルという形もある。
もちろん雇用形態や報酬も様々な形がある。

筆者は採用担当の部門に所属して、採用全般の業務と各事業所に対する指導も含めて行っているので、どちらかと言えば後者に該当する。
もちろん給与は歩合制ではなく、よくあるような固定の給与制である。
会社の中の一社員である。
consultant 主な意味:相談する人、(専門的な)相談相手、コンサルタント、顧問、顧問医師
weblio 英和和英辞典 より
コンサルタントに必要な素養はなにか
仕事上、相談される人よりもその方面での知識が長けていなければならず、状況によっては改善活動などの「外科手術」が出来なければならない。
コンサルタントでも受け持つ領域はさまざまだが、総じて事務系の部門に対して行うのが大半だろうと思う。
「経営・財務・会計」「採用・人事」「web・IT」などの領域が大半ではないだろうか。
コンサルタントは深い知見、洞察・分析力、実行力、そして人を動かす力がなければならないものだと思っている。
筆者はまだまだそのレベルまで達していないので「見習い」だと公言している。
筆者が実際に担当している業務
いかに採用活動を成功させるかということに尽きる。
どういった形で「採用」をより効率良く進めていくのか、効果測定・結果の振り返りをきちんと行い、よくない部分については改善をする。
また、場合によっては採用フロー自体の改善も行っていく、というのが大きな内容だ。
もちろん1回だけではいい結果は出せないので、何度も繰り返しながら目標に向かって行くというスタイルが一般的だと思う。
ここ数年、企業側においては採用環境が厳しく、採用コストが年々上昇している。どの業界、どの職種でも言える傾向だ。
そのため、今まで以上にシビアな予算コントロールが求められている。
いつ、どこで、なにに、いくら投下するのか、採用活動には必ずしも正解というものはないのだが、1番正解に近い答えは見つけなければならない。
企業ごとに採用に掛けられる予算は設定されているのだろうが、その範囲内で求められる最高の結果を出さなければならない。
今の結果よりも、より良い結果が出せるように取り組んでいくのが採用コンサルタントとしての仕事ということになる。
筆者が一番力を入れていること
筆者が現在、注力していることとしてはオウンドメディアの一種である自社求人サイトの有効活用、充実化とindeedと呼ばれる世界最大級のアグリゲート型求人サイトの有効活用だ。
今後、求人メディアの中心に位置することになると言われているオウンドメディアでは投下できる求人費に上限はない。
言い換えれば、かけようと思えばいくらでもかけれるのだ。
ただ、会社の経費自体は無限ではない。
何事にも限度はあるので、その企業にとっての最適なポイントを見つけなければいけない。これがまた難しい課題なのだ。
求人誌や折込チラシなど求人媒体の主流だった紙メディアが徐々に衰退し、ここ数年はインターネットメディアが主流になってきた。
そして、有名求人サイトですら、いつかはオウンドメディアに逆転されるのではないかという予測もよく聞く。
将来の見通しを立てることは難しいが、私自身はそれに近い現象が起きるのでないかと思っている。

オウンドメディアを作るだけであれば、実は初期投資はさほど高くない。
ちょっとした知識があれば、出来栄えを気にしなければ、ある程度のものが作れてしまう。
ただ、そこからの有効活用となれば話は別の問題がある。
会社規模によっては保有している求人案件数にも違いはあるだろうし、indeedなどに投下できる金額にも差があるため、出てくる結果も三者三様だ。

やれることをいかに見つけて、そこに注力していくか。
お金をかけることだけでなく、お金をかけずにできることもたくさんある。
言い方を変えれば、お金をかける前にやらなければいけないことがたくさんあるのだ。
そこは企業の採用担当としては忘れてはいけない。
【まとめ】
コンサルタントという仕事は、その分野の深い知識だけではなく行動力も兼ね備えていなければならない。
筆者はまだまだ貧弱なレベルなので、このブログを通してもいろいろなことを勉強して採用の分野で活躍したいと思っている。
何事も道のりは厳しいが、必死になって努力をすれば実を結ぶ時が必ず来るものである。