6月下旬から梅雨に入り、7月上旬の現在も不安定な天候が続いている。朝早く、夜遅かったり、休日が少ない仕事なので、平日も休日も十分な余暇が取れない生活になっている。だからといって家の中でぐったりしていることが出来ない性格なので、ときどきは自転車に乗って楽しんでいる。梅雨の時期は雨降りが多く、なかなか思ったように遊べないので、新しい楽しみを見つけてみようと考えていた。そんなときにふとガーデニングのことが頭に浮かんだ。もともと自然と触れ合うことが好きな筆者で、ガーデニングだけでなくアクアリウムなんかも大好きである。
食べられる野菜や果物を育てるスローライフが楽しい
アパートで生活している兼ね合いもあり、戸建て住宅のような庭のスペースはない。筆者も含めて、そんな人たちにとってはプランターで手軽に育てられることが何よりも貴重になってくる。

一番重宝しているのは大葉ではないかと思う。サラダに使ったり、薬味として使ったり、ちょっとした味のアクセントとしての役割を果たしてもらっている。
難点としては葉が少しゴワゴワして硬いのと、新しい葉を食べようとすると先客がいて、虫食いのものが多いことが挙げられる。品種の問題かもしれない。
観賞用の草花を育てる方が趣があっていいのかもしれないが、筆者は食べることが好きなので実益を重視し、野菜や果物を選択した。
ちなみに、もともと朝晩くらいしかまともな世話が出来ないので、あまり手間のかからない種類から選んだつもりだ。(かつ、たくさん食べられるものが一番望ましいと思っている)

イチゴは株分けできるほどまで生長した

簡単に育てられ、かつ実がよくなるということで買ってきたイチゴだったが、残念ながら結実しなかった。それどころか花すら咲かずに、葉だけが成長していった。
水やりは欠かさず行っていたが、残念ながら最終的に親株の方は枯れてしまった。

親株からランナーが伸びていたこともあり、せっかくなのでダメ元で殖やしてみようと試みた。長いことアクアリウムで水草を育ててきたことがバックボーンとしてあるのかもしれない。
枯れてしまった原因はよく分からないが、あまり細かいことを調べずに育てていたので勉強不足も多少はあったかもしれない。



つくりやすいイチゴということで販売されていたが、実は成らなかった。でも、ぐんぐん育つことからネーミングの意味が少しだけ理解できた気がする。
特段、下処理をせず、適度な位置で切ってプランターに戻してみた。株分けだ。



今回は3つの小株を株分けしたが、上手く根付いてくれたのは2株だった。それでもなかなかの高確率だったのではないだろうか。


葉も大きくなっており、順調に成長しているようだ。1株は残念ながら根付くことなく枯れてしまった。あまりスペースを空けていないので、どこかで植え替えが必要になるかもしれない。
花が咲かなかった親株からの子株なので、生長して花が咲くかどうか不安だが、このまましっかり育ててみたい。また、親株の葉は一旦枯れてしまったが、小さな芽が出ているので、しばらく様子を見たい。
今回かかった費用は2000円程度
まず使用したプランターはホームセンターで見つけた廉価なものだ。


もともと気軽な気持ちで始めたものなので、プランターの質にはこだわりがなかったのもある。屋外で使用するものなので、今後恐らく日光による劣化などもあるだろうから、これぐらいのもので十分だと思っている。
プランターを用意するのも面倒、だとかコスト的に・・・という方については、培養土の袋を開いて、そのまま植えるのもアリとのこと。
そういった使い方はホームセンターで提案していたが、今までにはない発想でなかなか面白いと思った。発生するゴミを極力減らす潮流にもぴったり合っているだろう。

職場の方から譲ってもらったのが写真をアップした大葉と空芯菜の種。種から育てることができたので、初心者にも難なく育てられると思う。


使い勝手が良いと思って、さらに大葉の種を買ってきて、現在も育てている。まだ大きくはなっていないが、今の大葉よりも葉が柔らかければいいと思っているが、どうなるか楽しみだ。