パワースポットと言われるところは全国にたくさん存在します。
山や滝など自然の産物だったり、寺社仏閣だったり。
日本全国でみるとものすごい数のパワースポットが存在します。
今まで行ったことのない新しい所に行きたいなと考えていたところ、夫婦の間で一畑山薬師寺という名前が出てきました。
今回は愛知県岡崎市にある一畑山薬師寺に行ってきた記録を書かせていただきます。
薬師寺の総本山は島根県の一畑薬師
島根県に鎮座する総本山は一畑薬師と書いて、「いちばたやくし」と読みます。
一方、愛知県に鎮座しているのは一畑山薬師寺と書いて「いちはたさんやくしじ」と読みます。
漢字を見るだけではどっちがどっちか分からないものです。
専門家ではないので間違っているかもしれませんが、薬師如来が信仰の対象と聞いています。正確には、薬師瑠璃光如来とお呼びするようです。
一畑山薬師寺には公式サイトがないので、一畑薬師のサイトを代わりに引用させてもらいました。
創開は、平安時代寛平6年(894年)、一畑山の麓、日本海の赤浦海中から漁師の与市(よいち)が引き上げた薬師如来をご本尊としておまつりしたのが始まりで、与市の母親の目が開いたり、戦国の世に小さな幼児が助かったことから、「目のやくし」「子供の無事成長の仏さま」として広く信仰されております。
引用:一畑薬師HP
一畑山薬師寺へのアクセス
所在地は愛知県岡崎市藤川町王子ケ入12-44。
急な坂道もあるのでマイカーでの参拝をお勧めします。駐車場はなんと1,200台のキャパがあるようなので年末年始などの時期を除いて、よほどのことがない限りは満車になることは少ないはずです。
どうしても正面から入りたいという場合は別ですが、駐車場に隣接している会館入り口から入っていけば正殿への近道となります。
17時から翌7時まではゲートが封鎖されるので注意してください。
参拝経路は人とそれぞれでいい
神社にしても寺院にしても、本来は参拝順というか参拝経路があるのだと思いますが、特に初めて参拝させてもらうところだと分からないケースも多いものです。立て看板に書いてあるところもありますが、筆者は人それぞれでもいいのではないかと勝手に解釈しています。
順番、順番とあまりガチガチに意識しすぎるのも良くないでしょう。
手を清めた後は、線香を焚いてお参りに本堂へ。線香と蝋燭はセットで100円で売られていました。写真だけでも非常に立派な建物だと感じてもらえるのではないでしょうか。
今回、参拝をしたのは2020年2月。各地で新型コロナウイルスの感染に対する報道がされているせいか、参拝客は非常に少なく感じました。だからこそ駐車場も止めやすかったのかもしれません。
名物といえる胎内めぐりも経験
本殿から向かって右側に位置する御堂とよばれるところでは胎内めぐりが経験できます。寺院には何度か行ったことはありますが、初めての経験でした。
横になっている薬師如来涅槃像の下をくぐるのが一畑山薬師寺で言う「胎内めぐり」です。最初は仏像のおなかの部分に穴が開いていて、くぐっていくのが胎内めぐりだろうと勝手に解釈していましたが、さすがに違いました。
後で冷静になって考えれば、信仰の対象である仏様に穴をあけるなんてことはないはずだと浅はかな考えを恥じたものです。
違った楽しみを持って参拝するのも良い
もちろん御朱印なんかもそういった1つなのでしょうが、今回は違ったものを紹介させていただきます。それぞれの方の好みに合わせて見てもらえばと思います。
鐘(1撞100円)
本堂とは少し離れたところに鐘塔がありました。鐘塔(しょうとう)と読みますが、一般的には鐘つき堂(かねつきどう)と呼ぶ人も多いです。
鐘を撞く前にはきちんと心を落ち着かせてから、願いを込めて撞くのが基本です。日ごろ、なかなか味わえない経験ができます。1撞100円です。
お食事
うどんやそばなどの麺類、団子などが頂ける食堂があります。筆者は胎内めぐりまで30分ほどの時間が空いてしまったため、時間潰しも兼ねて立ち寄ってみました。
写真はおでん。3種の具が1皿で200円とお値打ちでした。ちなみに団子はみたらし団子、三色団子ともに1本50円とお求めやすい価格でした。やはりお寺さんの中で頂ける食事なので、値段もお値打ちにしているのかもしれません。おでんはシンプルな味でしたけど、非常に美味しかったです。
記事を書いた人
ちゃおんぱむ