セラロイヤルのリメッドというサドルのコスパが高くて満足ができた

初売セールは見に行くだけでも楽しめます。

何か良いものはないかと、初売セールをやっていた名古屋の店を覗いてみました。

オンラインで見かけた1万円の福袋を買うつもり十分だったのです。

しかし、僕の確認ミスでそれはオンライン店でしか取り扱いがないとのこと。

じつは、今後にそなえて冬用ウエアを狙っていました。

たまたま初売りセールで予想以上に安く買えたこともあって、さらに何かないものかと探していたところ、2,500円で売られていたサドルを思い切って購入してみました。

譲り受けたロードバイクについていたサドルはブランド品

知人からロードバイクを格安で譲ってもらいました。

せっかく自分が所有するロードバイクなので、よく使うところくらいは新しくしておきたいと思っていました。

バーテープは譲り受ける際に前オーナーの好意により新しく巻いてもらっていました。

そうしたなか僕の目が行ったのは擦れたサドルでした。

僕が持っているクロスバイクのサドルほど柔らかい素材ではありませんが、ロードバイクでよく見かけるカチコチのサドルという感じでもありません。

硬いサドルに免疫のない僕でもすんなり乗れるレベルの硬さでした。

中古自転車なので仕方ありませんが、サドル表面の擦れはひどく、新品の頃にはカラフルできれいだったであろう刺繍は一部取れてしまっていました。

ロードバイクを手に入れてまだ1ヶ月、まだまだ分からないことの方が多いものです。

いろいろ調べてみると「san marco」という有名なブランドらしいです。

ロードバイク乗りの諸先輩から怒られそうな発言であることはお許しください。

サドルの裏を見ると1997年10月にイタリアで製造されたものであることが分かります。

製造から23年も経過していることもあり、固定金具との接触部分には錆が見られます。

サドルを外して持ってみると非常に軽いです。

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サドルは安いものをチョイスしました

ウエア購入の際に浮いた予算範囲内で買えるものはないかと探していたところ、たまたま見つけたのが写真のサドルでした。

調べてたところ、SELLE ROYAL(セラロイヤル)のR.e.med(リメッド)サドルでした。

どの分野にも言えることですが、やっぱり高いには高いなりの、安いには安いなりの品質というものがあります。

リメッドは2,500円。

高いものだと2万円近くするサドルもみられる中で、高いものを基準にすれば1/10の程度の価格です。

これくらいの金額であれば失敗してもいいかなという安易な気持ちで購入してみました。

専門的なことは分かりませんが、商品案内を読むとどうやら3点を売りにしています。

少し拡大解釈している部分もあるかもしれませんが、

  1. Memory Foam…形状記憶、触った感触としては高反発クッションのような硬いながらもショックを吸収してくれそうな印象です。
  2. Specific Ergonomic Design with Anatomic Hole…中心部に空いている穴は人間工学に基づいたデザイン、設計となっています。
  3. Athletic Riding Position…ハンドルからサドルに向かった角度が30°であれば理想のライディングポジションなのでしょうか。ということであれば、ロードバイクのようなサドルの方が高い自転車には不向きなのかもしれません。

値段なりのサドルかもしれないと感じた点

まず全体的な重量としては最初に付いていたsan marcoの2倍くらいあるような印象を受けました。

クッション材が中身に充填されているからかもしれませんが、比較的ずっしりした印象です。

そして、ステーというべきなのかレールというべきなのかは分かりませんが、硬質の樹脂のような材質でした。表面を少し叩いてみるとそういった印象を受けましたが、これでもスチール製とのことです。

コストダウンなのか軽量化なのか分かりませんが、何か大きな衝撃が加わったときは残念ながら折れてしまいそうです。

特に、フレームは金属、固定金具も金属、そしてサドルのステーは樹脂ということであれば衝撃が全部ここに集まってくることを考えれば不安はなおさらです。

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通勤ユースにはバランスの取れたサドル

サドル交換は、難しいかもしれないと勝手に身構えてしまっていました。

でも、実際は六角レンチの6㎜が1本さえあれば、難なくできるような内容でした。

交換した後はほんの少ししか乗っていませんので、今のところ明確なインプレッションや評価はお伝えできませんが、乗り心地は遥かに良くなりました。

ロード乗りとしては失格なのかもしれませんが、今は主に通勤ユースなので非常に助かっています。

なお、僕の日頃の自転車通勤のスタイルとしては下半身はスラックスです。

薄地のスラックスですので、サドルからの跳ね上げのショックは少ないに越したことはありません。

サドル交換の前後の写真を見比べてみると、交換後の方が若干後ろにずれているような気もします。

フレームが僕の体格には一回り小さく、フィットしていないように感じていますので、サドル購入を機にベストなポジションを見つけたいと思っています。

ちなみに店舗では、フレームの延長線上から出るさドルの長さは13~14㎝が理想だと聞きました。

【まとめ】2500円という価格を考えたら十分すぎるサドル

スポーツバイクに初めて乗る方にとって硬すぎるサドルはマイナスです。

リメッドは少し肉厚で、快適さをある程度残した構造になっています。

形状記憶の機能を体感できるほど尻のセンサーは働いていませんが、重量もほどほどに抑えられ2,500円という価格を考えれば十分なサドルだと言えます。

標準装備されているサドルが使えなくなったときなどに、選択肢の1つとして考えてもいいでしょう。

記事を書いた人

ちゃおんぱむ

いろいろなことに興味を持つようにしています。

趣味は、レース・自転車・旅行・食べ歩きなど。オフの時間帯はだいたい家族サービスとブログ作成に奮闘。

twitterはこちら( @ciaonpam

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