世間では「コロナ離婚」などといった言葉が世間を賑わせています。単語自体の意味はもう周知の事実となっているのかもしれないので説明はしませんが、こういった時期だからこそ、夫婦がお互いに配慮して、お互いが普段できていないことを率先してやることで、コロナ離婚などといった問題は少しは減るのかもしれないなと思います。筆者自身は時短勤務になったり、休業にはなっていないのであまり変化はありませんでしたが、平日は洗濯などの家事、週末だけの料理はするようにしています。外出の自粛も求められる今、ふだんできないことをやってみるのもいいかもしれません。
大半の男性が日常的に料理することはない
男性で趣味は料理、という方はあまり多くないと思っています。筆者自身も決して得意とは言えません。ただ、学生時代や社会人の単身赴任時代に自分で食べる分の料理くらいはと思って、最低限のことはしていたつもりです。
実家にいる時は母親から、これからの男性は家事くらい一通りできなければいけない、結婚したら率先して手伝えなどと口うるさく言われていました。おそらく、母の経験によるところなのだろうなと今ではきちんと受け止めています。
単身時代にやっていた料理は「ある程度」できるとは言っても、自分で食べる料理と人に食べてもらう料理は全然違います。
味付け、栄養バランス、見栄え…どれも全然違いますよね。
日ごろ料理をしない男性に、いきなり手料理をしろと言っても料理の下準備だったり、味付けだったり、全て一から行う必要はないと思っています。できないことを一から勉強したり、教えてもらったりしてからというのも時間がかかり過ぎます。
筆者自身は、何か一品でもいいし、奥さんがする料理の手伝いをしてみたり、それも難しいのであれば片付けだけは率先してやるなど、そういった配慮が必要なのかなと思います。
料理も手軽にできるものが意外と多い
ちょっとだけ包丁を握ることが出来れば、簡単な調理だけで素早く・上手くできるものが多くなってきました。これも時代の進化ですね。非常に便利になりました。
おそらく男性のためではなくて、女性自身も働く共働き家庭が増えたり、「おひとりさま」と呼ばれる単身者が増えたりした時代の流れの中でそうなったのだと思います。
手軽な料理とは言っても、決してバカにできません。不器用な筆者が作っても、それなりの見栄えにはなりますし、味も問題ありません。むしろ結構おいしいくらいです。
半分、インスタント食品とも言えるパッケージなので、きちんと手順さえ読んで、それなりに守って作っていけば、そうそう失敗することはありません。
写真のラーメンは筆者が作ったものです。茹で野菜(もやし)、炒め野菜(カットされてパッケージで売られているミックス野菜)、半熟ゆで卵だけは手間をかけました。最後にネギ(カットされたネギ)を載せて完成です。
味付けご飯については通常の米を炊く作業に、釜飯の素を混ぜて炊くだけです。こちらも先ほどと同じネギを載せて完成です。
まともにイチから調理をしたのは卵焼きだけだったりします。
料理は夫にやってほしい家事の第2位
夫にやって欲しい家事ってなんですか?というアンケート結果がネットに出ていましたので、紹介します。
2016年の記事になりますが、現在もさほど変わりはないものだと思っています。専業主婦であっても、共働きの主婦でも同じように思っているのだろうなと思います。
こうして見てみると、掃除、ゴミ捨て、風呂掃除…と比較的簡単にできるものが多いものです。世の中の旦那さんがどれだけ家事を手伝っていないのかということが分かってしまうアンケート結果です。
もちろん旦那さん全部に当てはまることはないと思います。評価をするのはあくまでも奥さんから。厳しい目で見られているのかもしれませんね。
料理に関しては、味がどうこうというよりは、その姿勢が評価されるのだろうと僕は勝手に思っています。
いまは家庭に対する姿勢を見直すべき時
好きになって結婚した者同士とは言っても、長く一緒にいれば、あれこれ相手に対する不満みたいなものは少なからず出てくるのかもしれません。
不満とまでは行かなくても、あれしてくれたら嬉しいのにな、これしてくれたら喜ぶのになといったことは少なからず出てくるものです。もちろん、こうして欲しくない、ああして欲しくないということもあるでしょう。
常に相手から嫌われないように、などとビクビクしながら生活するのもナンセンスな話です。本当に些細なことなのだろうと思いますが、ちょっとしたことをするだけでも相手からしたら嬉しいと感じることも多いのだろうと思います。
コロナ禍はもちろん早く終息して欲しいと願うばかりですが、コロナウイルスは弊害ばかりもたらしたわけでもないと前向きに考えています。こうして家族団らん、自宅でゆっくりできる時間を提供してくれているではありませんか。
今しかできないことってたくさんあります。コロナ離婚という造語に負けずに過ごしたいものです。
記事を書いた人
ちゃおんぱむ