先日、雨の日にパンクをしてしまって以来、たまたま体調不良と腰の痛みでしばらくの間、通勤ライドから遠ざかっていました。体調不良もだいぶ落ち着いてきたこともあり、春になりライドに適した天候もしばらく続くので、自転車通勤を再開しようと思ってパンク修理を自分でしてみました。シーラントを使ってタイヤパンクを修理したのですが、結果はどうだったでしょうか。
パンクのきっかけは路面湿潤?
水に濡れると小石は尖った方が上を向くという都市伝説のようなものがあることを初めて知ったのは最近のことです。おそらく、いろいろなロードバイク乗りの経験則によるものなので、あながち間違いではないのだろうと思っています。先人の経験則は大事にしたいものですね。
そのときの様子は過去記事に書かせていただきました。お時間のある方はお読みください。
ウェット路面でロードバイクに乗る機会がほとんどないので、その説が正しいかどうかは分かりません。ドライ路面であってもパンクは起きていますので、いまのところ有意差はないように思えますが、乗った日とパンクした回数の比率からいえば、雨の日の方が高確率ともいえます。
意外と簡単にシーラント注入できた
自分自身でタイヤにシーラントを注入する作業は、正直ハードルの高い作業かなと思っていましたが、やってみたら拍子抜けするレベルのとても簡単な内容でした。
とは言っても、作業のポイントがあったり、必要な道具を揃えておかなくてはならず、ちょっとしたコツはあるものの初めての人でも十分対応できる程度のものだろうと思っています。
通勤に使う距離は片道9kmほど
通勤距離については約9km、30分もあれば難なく通える道のりです。舗装については、一部綺麗ではないところもありますが全体的には問題ありません。勾配についてもさほど感じない平坦な道が多く、通いやすい通勤経路です。
ふつうに漕ぐだけでは体への負荷はあまりかからず、自分で調整もできるので通勤におけるエクササイズとしては申し分ないのではないかと思っています。
シーラント注入後のタイヤの状況
シーラント注入後に何度かタイヤを空転させて、自分なりにはシーラントがタイヤ全体にまんべんなく行き渡るように配慮したつもりです。また、夕方に作業して、翌朝まではパンクした箇所が下になるようにも配慮しました。
前日の夜に9barまでエアを注入しておきました。
翌日の昼くらいには7.8barくらいまで落ちていました。24時間経過しない間に1.2barくらい抜けているので、やはり通常時よりも抜けているのかもしれないなと思いました。
これに関しては、こまめにエアをチェックすればある程度はカバーできる問題かもしれません。やはり、シーラントで修理したタイヤは通勤で使うのが理想であって、ロングライドでは使用を控えた方がいいかもしれません。
ひょっとして穴が広がった?
気のせいかもしれませんが、若干パンク跡が広がっているようにも見えなくもありません。目視では明らかに広がっています。このビジュアルでロードバイクの高い空気圧に耐えられるのかどうかが正直不安で仕方ありませんでした。
シーラント注入の翌日の様子です。少し分かりにくいので、太陽光の当たるところで再度チェックしてみました。
うっすらと中に白いものが見えます。おそらく、シーラントが硬化したものだろうと思います。少し視点を変えてもう1枚撮りました。
シーラントを注入して1週間が経過しました。通勤でも何度か使ってみて、エアの減り方などで大きなトラブルはありませんでした。
記事を書いた人
ちゃおんぱむ