健康維持のためにスポーツ自転車を楽しんでみようと決意しました。
いきなりのロードバイクはさすがに敷居が高い!
スタートはクロスバイクを買うことに決めました。
とはいえ、一歩足を踏み入れてみると、ブランドの数が多いことに驚きます。
初心者にとっては、どれを選ぶべきか分からないもの。
僕の取ったクロスバイクの選び方を、体験談として書かせてもらいます。
初心者のクロスバイク選びで大切にしたほうがいいこと
結論から言えば、もちろん最低限の知識は必要となります。
でも、それはある程度のレベルまでの話。
これからクロスバイクを買う人は、通勤・通学、ちょっとした移動に使いたい人が多いはず。
- クロスバイクならスピードもそこそこ出るし、格好いい!
- ロードバイクでの通学は禁止されているからクロスバイクが欲しい!
- ロードバイクは高くて買えないから、クロスバイクにしよう!
こういった感じの方が多いかもしれません。
国内で流通販売されている標準的なクロスバイクには特徴があります。
- 50,000円の価格帯
- 重量は10kgほど
そんな感じのものが多いことに気が付きます。
でも、店によって取扱いブランド・おすすめのブランドが異なります。
おそらく営業方針や代理店などの利害関係があるのでしょう。
最終判断はネットで調べようということで、Google検索してみました。
「賛同するユーザー」vs「批判的なユーザー」の論争だけで、あまり参考になりません。
そもそも、マイナス内容のクチコミ自体が圧倒的に多いです。
クチコミの内容としては
- フレーム特性
- 日本製のパーツが使われているかどうか
- ディレイラーのグレード
こういったところが争点でした。
これからクロスを始めようという人には、あまり有益な情報とは言えません。
僕はこだわりがそれほど強くありません。
競技をするためのクロスバイクでもありません。
そういったことを意識するのは競技思考のロードバイクで十分です。

候補に挙げたクロスバイク5選(初心者向け)
予算の問題もあって乗り比べなどできるはずもありません。
仮に素晴らしい素材であったとしても、いまの僕の脚力では性能を活かしきれません。
僕は初心者ですし、ただの通勤ユーザーです。
細かすぎる知識や選び方の基準は、1分1秒のタイムを争う人が持つべきです。
そういった前提の上で、最終的に選択肢に残ったのは5つのブランドでした。
- GIANT(ESCAPE R3):高いコスパ
- GIOS(MISTRAL):Shimano製パーツの信頼感
- BRIDGESTONE(CYLVA F24):盗難補償が充実
- Khodaa Bloom(Rail 700A):Japanブランド
- NESTO(Limit 2-K):魅力的な新しいブランド
ロードバイクを買うべきかもしれないと迷いもありましたが、
- 通勤距離がそんなに長くない(片道約10㎞)
- パンクしやすいリスク
- メンテナンスは基本的にお店任せの予定
- 盗難に遭うリスク
などをいろいろ考えた結果、やっぱりロードバイクではなくクロスバイクを選びました。
片道20kmくらいあれば、おそらくロードバイクを選んでいました。
ひとめぼれした珍しいクロスバイク
先ほどの5つのモデルの中で、最有力はBRIDGESTONE(CYLVA F24)でした。
ところが思いがけない形のクロスバイクを見つけてしまったのです。
最初は、なんか古臭いスタイルだなと思っていました。
でも見れば見るほど、なんともいえない深い味わいがあるスタイルでした。
それが、ホリゾンタルフレームと呼ばれる形でした。

人があまり持っていないものが大好きなので、余計に惹かれるものがありました。
ただそ、マイナス評価だったところもいくつかありました。
- フロントシングル(変速段数が少ない)
- タイヤサイズが26インチ(なんか微妙なサイズ感)
でも個人的な評価としては断トツの1番でした。
チャオ(ciao)のスペック
カタログスペックは次の通りです。
- フレーム/フォーク素材 : クロモリ
- タイヤ : KENDA 26×1.5インチ
- ブレーキ : Vブレーキシステム
- メインコンポーネント : Shimano製
- ハンドル/ステム : KALLOY製
- ヘッドセット : VP製
- シフター : シマノSL-M310
- ブレーキレバー/ブレーキ :PROMAX製
- リアディレイラー : Shimano ALTUS(8段)
- クランク : フロントシングル 42T
- スプロケット : CS-HG41 11-32T
- シートポスト : KALLOY製
- サドル : VERO製
- チェーン : KMC製
- ペダル : WELLGO製
今回はインターネット注文だったので、現物を見ることなく購入しました。
実際に間近で見ると、やっぱりホリゾンタルのなんともいえない渋さがあります。
少し離れて見ると、タイヤサイズが小さくてフレームと合っていないように見えます。
でも、街乗りなら不便を感じさせない構造です。

【まとめ】まずは自分の好きなクロスバイクを選ぶべき
クロスバイクを楽しむのであれば知識で選ぶより、自分の感性や趣向を重視すべきです。
結局は自分の好きなもの、気に入ったものを買うことが愛着にもつながります。
でも、それこそが長くモノを愛する原点だったりします。
友人とお揃いのもの、
個性を重視したもの、
性能的にロードバイクと遜色ないもの、
どれにしたっていいのです。
本人が愛着を持てるものであればいいのです。
長く乗っていれば、気に入らない部分は少なからず出てくるものです。
そういったことも全部含めて、そのクロスバイクの個性なのです。
まずは直感で好きなものを選ぶ方が、後悔も案外少ないものです。
記事を書いた人

ちゃおんぱむ