スポーツ自転車に乗るなら、自分の走りは分析したいもの。
たとえロードバイクではなくてクロスバイクであっても同じです。
でも通勤だけで使う人なら、できるだけ余分な出費は抑えたい。
お金をかけずに、手軽にスポーツ自転車を楽しみたいと思っている人も多いはず。
ロードバイクが趣味の人だと、また少し違うかもしれませんが、僕自身もできるだけ余分なお金はかけたくないと思っています。
ただ、すべてのものを節約したいというわけではありません。
お金をかける所とそうでない所をしっかり分けたいということです。
好みの問題もあると思いますが、サイクルコンピュータに関しては、その対象の1つと考えている人も多いはず。
買うべきか、買わないべきか、何か代用できるものがないかを少し考えてみました。
サイクルコンピュータが必要な理由
クロスバイクにはサイクルコンピュータなんていらないと思われる方も多いかもしれません。
僕も最初から買うべきか少し迷っていました。
ふつうに乗れるようになってからでいいのでは?
速度を測ってどうするの?
そこまでクロスバイクに乗るの?
そんな葛藤が多かったです。
車体、小物、パーツ、いろんな所でお金がかかるのに、あえて余計な出費をする必要があるのかなと迷ってしまうのです。
高性能なサイクルコンピュータはたくさん販売されています。
つけてみたいな、つけた方が便利なんだろうなと思うことだってあります。
とは言っても、僕が重視していたのは速度と距離の2点だけ。
はじめの頃は最高速度を見てウキウキしていたこともありましたが、乗り慣れてくると最高速度なんてものはほとんど変わらないものです。
とくに通勤仕様だと、どうでもいい数値の1つです。
買ったきっかけは、速度の目安や走行距離をざっくりでも知りたいから。
迷いましたが、ワイヤレスのエントリーモデルで十分じゃないかということになり、写真のものにしました。
GIANTのAXACT9Wを選択
僕が選んだのは、GIANTのAXACT 9Wというエントリーモデルです。
詳細は公式サイトをご確認ください。(公式サイトへのリンクはこちら)
エントリーモデルとは言っても、僕の希望は満たしていて、使い勝手の面では全く問題ありませんでした。
ペダルを思いっきり漕いだ時の最高速度と、累積巡航距離が分かるのは、やはり便利です。
GPS機能は付いていないので、あとでマップや走行ルートを振り返ることはできません。
よくブログ等で見かける地図上での走行ルート表記が羨ましく思ったこともありました。
試しに使ったASICSのジョギングアプリ
以前、基礎体力作りのためにジョギングをしていたことがありました。
その時に使用していたのがアシックスのアプリです。
「MY ASICS」というアプリで、ジョギングのタイム、経路などの記録と管理ができる優れものです。
このアプリをクロスバイクに乗るときに代用してみました。
MY ASICSを使用中に別のアプリを起動すると軌道が記録できないのです。
ただし、走行距離と時間は記録できます。
ほかにいいアプリがないか探していたところ、知人からSTRAVAを教えてもらいました。
最終的にダウンロードしたのはSTRAVA
ロードバイクに乗る知人が使っているアプリです。
その知人が運営しているブログのウィジェットで紹介していたのを見たのがきっかけでした。
先ほどのアシックスのアプリと似ていますが、GPSの精度はかなり高いです。
記録が残せるのは当たり前ですが、ほかにも優れた点があります。
信号待ちなどで止まり、一定時間動きがなければ自動的に計測を一時停止してくれます。
SNSのように情報発信もできます。
STRAVA起動中に、ほかのアプリを開いたとしても走行軌跡の記録が途切れません。
誰かをフォローすれば、その人が公開しているトレーニング記録も見ることができます。
人の情報を見ることで、とてもいい刺激にもなります。
1週間の累積走行距離も表示があり、自分の状況が一目瞭然で分かる仕組みになっています。
自分だけでトレーニングし続けるモチベーションの維持は大変です。
ついつい顔を出す怠け心にムチを打つのにも、一役買ってくれます。
アプリ内に有料機能も用意されていますが、僕のように軽くサイクルコンピュータを利用したいユーザー層にとっては無料登録で十分です。
【まとめ】STRAVAのコスパは最高
サイクルコンピュータを新しく買うのにお金をかけるのであれば、是非STRAVAをおすすめします。
アプリの中でも有料・無料の機能がありますが、一般的な機能であれば無料でも十分使うことができます。
ルート軌道、平均巡航速度、走行時間程度が備わっているSTRAVAは必要十分です。
これからスポーツバイクに乗ろうとしている方、エントリーモデルのサイクルコンピュータから買い替えを悩んでいる方、サイクルコンピュータなんていらないと思っている方、すべてにおすすめできます。
記事を書いた人
ちゃおんぱむ