もう10年くらい前になりますが、車上狙いに遭ったことがあります。
100円回転寿司の某チェーン店の駐車場での出来事でした。
当時はカートレースに参戦しており、トランスポーターとして軽自動車の箱バンに乗っていました。
中にレーシングカートを積んでいました。
自分で言うのも変ですが、パッと見はとても金目のものはなさそうな外観でした。
僕自身にも落ち度と不注意はあったのですが、あの一件以来、いろいろ気を付けるようになり、ある意味ではいいきっかけだったと思っています。
当時の状況説明
仕事帰りにスシローで食事をしている最中に助手席に乗せてあった仕事用のカバンごと盗られました。
助手席の窓ガラスを割られ、社内にはガラスの破片が飛び散っていました。
夜20時過ぎに店内に入り、1時間足らずの出来事でした。
軽自動車のバンタイプなんて狙われることはないだろうと勝手に思い込んでいたことが、そもそもの原因でした。
しかも、人通りのある飲食店の駐車場、とても意外でした。
窓を割って、カバンごと持っていくには、数秒もあれば十分すぎるくらいなんだろうなと後になって気付かされた一件でした。
勤務後のカバンが盗難に遭い、中に入れてあった会社のお金や個人情報を紛失してしまったということを報道で聞きます。
そういったものは一切入っていなくて本当に良かったと心から思っています。
窃盗された側でも事後手続きは面倒
数時間におよぶ警察官による事情聴取すら非常に煩わしいと感じてしまいました。
中でも一番困った質問は、盗られたカバンの中に入っていた金品の表現です。
例えば、財布の中にいくら入っていたのか。
小銭等を含めて1円単位まで覚えている方は少ないのではないでしょうか。
こちらが迷っても警察官は、答えを聞き出すしかなく、若干誘導的だなと感じたこともありました。
金銭ならまだいいのですが、一番困ったのは金銭価値のある有体物です。
例えばメモリースティックは量販店では1,000円前後で買えますが、盗られたときに「●●円相当」と答えなければなりません。
商品の値段は大したことがなくても、中身の価値が高いものもあります。
買ってから年数が経過したものだと、価値が下がっているのに、あえて●●円相当と表現するのは、初めての経験ということもあり難しく感じました。
翌日、カバンは無事に発見された
飲食チェーン店であるコメダ珈琲稲沢駅東店の駐車場で発見されました。
早朝に、お店から駐車場にカバンが放置してあるので取りに来て欲しいと会社に連絡をもらいました。
名刺ケースに入っていた名刺を見て、電話をくれたと聞きました。
車上狙いに遭ったスシローから直線距離で2km弱といった位置です。
渋滞を考慮しなければ車で3分、徒歩でも20分程度の距離です。
ふつうに考えれば、犯人はそこそこ土地勘のある人間ではないでしょうか。
指紋検査はしていませんが、盗んだものを近くのお店に放置していくくらいなので度胸があるかもしれません。
中に入っていた預金通帳やルイヴィトンのシステム手帳、パスワードロックかけてあったメモリーカードは無事でした。
通帳はビニールカバーから出ていたので中を確認された可能性が高いです。
一方、小銭入れはなくなっていました。
財布は持って店内に入りましたので無事でした。
キャッシュカードやクレジットカードは使用することで足が付くため、好んで持っていかない。
持って行くのは現金がメインだということは空き巣被害でも聞いたことがあります。
【まとめ】防犯意識を持つことが何よりも大切
今回ターゲットになった車の写真です。
日産のクリッパーという車種です。
高価な車のなかには高価なものがあると思いがちですが、一方で防犯機能も備えており一定の抑止力があるのかもしれません。
安価な車は盗難防止装置などが付いていない場合が多く、狙われやすいとも言えます。
今回は車内を見た時にビジネスカバンが助手席に置いてあったことが一番の原因でした。
たとえサイドの窓ガラスでも1枚交換となれば結構な出費です。
今回は貴重な勉強をさせてもらいましたが、もう少し防犯に対する意識があればと後悔もあります。
自分いつ被害者になってもおかしくないという防衛意識も大切です。
記事を書いた人
ちゃおんぱむ